物質依存の損傷

依存特に物質依存には、3つの損害が生じます。
1)  身体的損害

2)   社会的損害

3)   経済的損害

どれも、大きくなると致命傷になります。ここでは、身体に関わるもの種類に付いて記述します。 

[1]肝臓
アルコール、薬物はここで分解され無害なものになり体外に排出されます。アルコールでいえば炭酸ガスと水になり外にだされます。アルコールそのものやその次のアセトアルデヒドは人体にとって毒物です。 
検査値の代表 格はγ-G TPです、100を超えると危険地帯です。ア症患者によっては1.000台や10.000台と言う方がおられますが、こうなると命が危険になります。その他肝細胞が炎症や破壊されているのを見る、GO T.G P Tもあります。

薬物依存症者では薬物そのものだけでなく、注射の使いまわしでC型肝炎になり肝硬変になるというケースも増えています。薬物を止めていても病気はついて回ります。

[2]腎臓・膵臓・糖尿
この三つは密接に関係しているので、合わせて記述します。前述に記述した通り血液中の毒物は肝臓で分解され腎臓に運ばれてろ過されるので、肝が悪化すると大抵は腎も駄目になります。それの反対も起こります。その上で述べますが、まずはアルコール関連問題には膵臓派と肝臓派に大きく分かれます。膵炎を起こす人と肝炎を起こす人です。

肝炎については上記で述べましたので、ここでは膵炎について記述します。アルコールを多量摂取すると膵臓が炎症を起こります。これを膵炎といい慢性と急性が在ります。大抵命にかかわるのは急性膵炎です。膵炎を起こすと最悪膵液が漏れ出します。膵液は強酸性なので、自分自身や他の臓器細胞を溶かしてしまいます。結果、多臓器不全をおこし命がなくなります。例え助かっても重篤な糖尿病になります。IDDMといってインスリンが必要な身体になります。外部注射で、Ⅰ型糖尿病と同じで、正式には二次性糖尿病と言います。糖尿病が悪化すると腎臓がやられます。尿内アルブミンという値が悪くなります。ステージ1が二けた以内で正常値、ステージ2が300以下で要注意、ステージ3は300以上で危険地帯、ステージ4は腎不全、ステージ5は透析につながる。です。その他に網膜症や神経障害が現れます、どれも罹患すれば身体障碍者の認定になるという症状です。

これらのコントトロールはインスリンの単位数と食事と運動です。

インスリン以外にグルカゴンというホルモンがあります。インスリンは血糖値を下げる働きグルカゴンは上げる働きがあり、そのバランスで一般人は血糖が上がり下がりをしています。グルカゴンは負荷試験で測定します。正常人は2から4が正常値ですが、上記の溶けてしまった上程では0.2から0.4程度に落ち込みます。

これらは一生続きます。それを覚悟の上で摂取する事ですね。

3)悪性生物

ようは癌の事です。何故か依存症者は悪性生物にかかり命をなくするケースが多いです。医学的なエビデンスがあるかどうかは分かりませんが。

アルコールや薬物によって自己免疫が弱るのでしょうか。免疫が落ちるということは余計な細胞が発生することを制御できません。日本での死亡率の第一位は悪性生物です。多くの依存症者が命を落としています。


以上の身体的損失に加え、経済的・社会的の損失があります。依存物を止めろとは誰も言えませんが、これらの損失一生、一生です。ついて回ることをよく覚悟をすることですね。